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数
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しばしば
ふりがな文庫
“
数
(
しばしば
)” の例文
旧字:
數
最も
数
(
しばしば
)
往ったのはほど近い藤堂家である。この邸では家族の人々の誕生日、その外種々の
祝日
(
いわいび
)
に、必ず勝久を呼ぶことになっている。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
朕
黎元
(
れいぐわん
)
を
撫育
(
むいく
)
する
事
(
こと
)
梢
(
やや
)
に
年歳
(
とし
)
を経たり。
風化
(
ふうくわ
)
尚
(
なほ
)
壅
(
よう
)
して、
囹圄
(
れいご
)
未
(
いま
)
だ
空
(
むな
)
しからず。
通旦
(
よもすがら
)
寝
(
しん
)
を忘れて
憂労
(
いうらう
)
茲
(
ここ
)
に
在
(
あ
)
り。
頃者
(
このごろ
)
天
(
てん
)
頻
(
しきり
)
に
異
(
い
)
を
見
(
あら
)
はし、地
数
(
しばしば
)
震動す。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
雨中は靴の上に更に大きなる木製の底つけたる長靴をはきて出勤せられたり。予をさな心に父上は不思議なる物あまた所持せらるる事よと思ひしことも
数
(
しばしば
)
なりき。
洋服論
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
成善
(
しげよし
)
が海保の塾に
入
(
い
)
った後には、海保
竹逕
(
ちくけい
)
が
数
(
しばしば
)
渋江氏に警告して、「大分
御
(
ご
)
蔵書印のある本が市中に見えるようでございますから、御注意なさいまし」
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
然レドモ学業イマダ成ラズシテ
数
(
しばしば
)
省スルハコレ二親ノ喜バザル所、僕モマタコレヲ
愧
(
は
)
ヅ。明朝直ニ西セン
耳
(
のみ
)
ト。余コノ言ヲ聞キテ甚コレニ感ズ。時ニ亥之吉年十六。他日ノ成業
是
(
ここ
)
ニオイテカ見ルベシ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
允成は
表向
(
おもてむき
)
侍医たり教官たるのみであったが、寧親の信任を
蒙
(
こうむ
)
ることが厚かったので、人の
敢
(
あえ
)
て言わざる事をも言うようになっていて、
数
(
しばしば
)
諫
(
いさ
)
めて
数
(
しばしば
)
聴
(
き
)
かれた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“数”の解説
数(かず、すう、en: number)とは、
ものの順序を示す語。また、その記号・数字。
個々の物(もの)や事(こと)が、(全体または一定の範囲で)いくつあるか(あるいは何回おきるか)ということを表すもの。
ITなど特定の分野においては「数値(すうち)」ともいう。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
“数”を含む語句
数多
数々
珠数
多数
数珠
数度
数奇
多人数
数行
珠数繋
因数
数回
人数
手数
家数
御手数
桁数
数字
数年前
巻数
...