“家数”のいろいろな読み方と例文
旧字:家數
読み方割合
いえかず50.0%
やかず37.5%
いへかず12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばん家数いえかずが多く、またしっかりとした人のいる氏の神さまを立てて、そこを中心の神社とし、一同がそこで同じ日に祭りをすることになっているのがふつうのようで
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「広いようで狭いというのがこの土地だが、それでも町の長さは二十八丁あって、家数やかずは三千からある。さあ、ここらで泊るとやらかそう」
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
鎮火したのは翌二十日のよひ五つ半である。町数まちかずで言へば天満組四十二町、北組五十九町、南組十一町、家数いへかず竈数かまどかずで言へば、三千三百八十九軒、一万二千五百七十八戸がわざはひかゝつたのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)