“やかず”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤカズ
語句割合
矢数60.0%
家数20.0%
家數6.7%
矢數6.7%
箭数6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時雨しぐれ村雨むらさめ中空なかぞらを雨の矢数やかずにつんざきぬ。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
私は一人の蝋燭造ろうそくつくりを覚えている。その町は海に近い、北国ほっこくの寂しい町である。町は古い家ばかりで、いずれも押し潰されたように軒の低い出入の乱れた家数やかずの七八十戸もある灰色の町である。
蝋人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)
出し其あとより百五十人餘の同勢にて平澤村さしいそぎけるさてこの平澤村と云はたか二十八石家數やかず僅二十二けんにて困窮こんきうの村なり澤の井の事に付ては是迄度々尋ね有しかどもかゝり合をおそれ村中相談さうだんなし何時も知ぬ旨趣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
時雨しぐれ村雨むらさめ中空なかぞらを雨の矢數やかずにつんざきぬ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
少年の箭数やかず問い寄る念者ねんじゃぶり
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)