“いえかず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家数80.0%
家員20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちといっても家数いえかずすくないちいさなさびしいまちで、魚問屋さかなどいやや、呉服屋ごふくやや、荒物屋あらものやや、いろんな商店しょうてんがありましたが、いちばん魚問屋さかなどいやおおくあって、町全体まちぜんたい魚臭さかなくさ空気くうきつつまれていました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
川端の家でも吹出すと、村中で家数いえかず沢山たんとは有りませんが、ぶうー/\と竹法螺を吹出し、何事かと猟人かりゅうども有るから鉄砲をかつぎ、又は鎌あるいすきくわなどを持って段々村中の者が集まるという。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
また家忠(松平)や、家信、家員いえかずらも、助力して、工は昼夜をわかたず、起き番、寝番、四組にわかれて、できるかぎり早くしておけ
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)