“蝋燭造”の読み方と例文
読み方割合
ろうそくつくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は一人の蝋燭造ろうそくつくりを覚えている。その町は海に近い、北国ほっこくの寂しい町である。町は古い家ばかりで、いずれも押し潰されたように軒の低い出入の乱れた家数やかずの七八十戸もある灰色の町である。
蝋人形 (新字新仮名) / 小川未明(著)