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あやかし
ふりがな文庫
“あやかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
アヤカシ
語句
割合
妖怪
35.7%
怪異
21.4%
魍魎
21.4%
魔魅
14.3%
妖魅
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖怪
(逆引き)
このことで、荒廃した家などに住む
妖怪
(
あやかし
)
が、美しい源氏に恋をしたがために、愛人を取り殺したのであると不思議が解決されたのである。源氏は自身もずいぶん危険だったことを知って恐ろしかった。
源氏物語:04 夕顔
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
あやかし(妖怪)の例文をもっと
(5作品)
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怪異
(逆引き)
夜叉王 いや、いや、どう見直しても
生
(
しょう
)
ある人ではござりませぬ。しかも
眼
(
まなこ
)
に恨みを宿し、何者をか
呪
(
のろ
)
うがごとき、
怨霊
(
おんりょう
)
怪異
(
あやかし
)
なんどのたぐい……。
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あやかし(怪異)の例文をもっと
(3作品)
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魍魎
(逆引き)
何やら
魍魎
(
あやかし
)
が、自分の喉首を狙つて居るのを、夢心地に氣が付いたのです。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あやかし(魍魎)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
魔魅
(逆引き)
新九郎は
魔魅
(
あやかし
)
の声でも聞くように、宙に眼を吊らしてしまった。いかにもそれはお延が言う通りな虚無僧の尺八、
縷々
(
るる
)
として
咽
(
むせ
)
ぶような哀音が、
彼方
(
あなた
)
の闇に迷っている。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あやかし(魔魅)の例文をもっと
(2作品)
見る
妖魅
(逆引き)
雪のせ
笹
(
ざさ
)
の金紋が、薄暗いその部屋の隅に、
妖魅
(
あやかし
)
めいた光を放って——。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あやかし(妖魅)の例文をもっと
(1作品)
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