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あやかし
ふりがな文庫
“
怪異
(
あやかし
)” の例文
自分はその一刹那から再び
怪異
(
あやかし
)
に憑かれたのであった。彼はこれから
一七日
(
いちしちにち
)
の間、
斎戒
(
さいかい
)
して妖邪の気を払わなければならないと思った。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夜叉王 いや、いや、どう見直しても
生
(
しょう
)
ある人ではござりませぬ。しかも
眼
(
まなこ
)
に恨みを宿し、何者をか
呪
(
のろ
)
うがごとき、
怨霊
(
おんりょう
)
怪異
(
あやかし
)
なんどのたぐい……。
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
播磨守殿は慎みの
折柄
(
おりから
)
じゃとて、直きじきの対面はかなわなんだが、弟子の取次ぎでこれだけのことを教えてくれた。御息女には
怪異
(
あやかし
)
がついている。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それでも暗い空はいよいよ落ちかかって来て、なにかの
怪異
(
あやかし
)
がこの屋形の棟の上に襲って来るかとも怪しまれた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しかも
眼
(
まなこ
)
に恨を宿し、何者をか呪ふがごとき、
怨靈
(
をんりやう
)
怪異
(
あやかし
)
なんどのたぐひ……。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“怪異”の意味
《名詞》
怪異(かいい)
化け物。
怪しいこと。
不思議なこと。
《形容動詞》
怪 異(かいい)
怪しいさま。
不思議なさま。
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(出典:Wiktionary)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
“怪異”で始まる語句
怪異譚
怪異妖聞
怪異絢爛