精霊しやうりやう)” の例文
旧字:精靈
焔は忽ちさかりなり、とみれば、また、かつがつうちしめて滅し去る、怪みて人に問へば、これおの/\わが家の悲しき精霊しやうりやうの今宵ふたたび冥々の途に就くをいた
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
精霊しやうりやうをながす日来り港には人みちをれどわれは
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)