“精霊棚”の読み方と例文
旧字:精靈棚
読み方割合
しょうりょうだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真菰まこも精霊棚しょうりょうだな蓮花れんげの形をした燈籠とうろうはすの葉やほおずきなどはもちろん、珍しくもがまの穂や、べに花殻はながらなどを売る露店が
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
今日きょうしも盆の十三日なれば、精霊棚しょうりょうだな支度したくなどを致して仕舞ひ、縁側えんがわ一寸ちょっと敷物を敷き、蚊遣かやりくゆらして新三郎は
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
その晩も、小一按摩が、御当家へ、こッつりこッつりと入りまして、お帳場へ、精霊棚しょうりょうだなからぶら下りましたように。
怨霊借用 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)