“しょうりょうだな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精霊棚80.0%
生霊棚10.0%
聖霊棚10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日きょうしも盆の十三日なれば、精霊棚しょうりょうだな支度したくなどを致して仕舞ひ、縁側えんがわ一寸ちょっと敷物を敷き、蚊遣かやりくゆらして新三郎は
牡丹灯籠 牡丹灯記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
馬も牛も実際の動物でなく、生霊棚しょうりょうだなに供えられた瓜の馬、茄子なすの牛であることは、註するに及ばぬであろう。苧殻おがらの足で突立ったその馬も牛も、いささかしなびて見える。盂蘭盆うらぼんはもう済んだのである。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
この二種の亡魂を意味する語を正月はミタマといってミタマの飯を供え、盆にはショウリョウと称して聖霊棚しょうりょうだなをしつらえた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)