“花殻”の読み方と例文
読み方割合
はながら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真菰まこも精霊棚しょうりょうだな蓮花れんげの形をした燈籠とうろうはすの葉やほおずきなどはもちろん、珍しくもがまの穂や、べに花殻はながらなどを売る露店が
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
少し歩いてからしなびたべに花殻はながらをやはり二三本藁包わらづとにしたのを買った。また少し歩くと、数株のひしを舗道に並べて売っている若い男がいた。A君はそれも一株買った。
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)