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『試験管』
ふりがな文庫
『
試験管
(
しけんかん
)
』
一靴のかかと 夏になったので去年の白靴を出して見ると、かかとのゴムがだいぶすり減っている。靴自身も全体にだいぶひどくなっているから一つ新調することにした。買いに行った店にはゴムのかかとのが無かったのでそのかわりに、かかとの一隅に小さな三角形 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「改造」1933(昭和8)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
人形
(
じんけい
)
生
(
お
)
藁包
(
わらづと
)
噞喁
(
けんぐ
)
下肥
(
しもご
)
聾者
(
ろうしゃ
)
紅
(
べに
)
笑顔
(
えがお
)
蒲
(
がま
)
菱
(
ひし
)
花殻
(
はながら
)
脚絆
(
きゃはん
)
繩張
(
なわば
)
白靴
(
しろぐつ
)
磨滅
(
まめつ
)
真菰
(
まこも
)
目高
(
めだか
)
盛綱
(
もりつな
)
皿
(
さら
)
餅
(
もち
)
蓮
(
はす
)
蓮花
(
れんげ
)
藤棚
(
ふじだな
)
蚊柱
(
かばしら
)
足袋
(
たび
)
追従
(
ついしょう
)
部屋
(
へや
)
鉢
(
はち
)
銀座
(
ぎんざ
)
鋸
(
のこぎり
)
闊葉
(
かつよう
)
靴
(
くつ
)
顛倒
(
てんとう
)
飛瀑
(
ひばく
)
一瞥
(
いちべつ
)
憂鬱
(
ゆううつ
)
一隅
(
いちぐう
)
下駄
(
げた
)
乞食
(
こじき
)
些細
(
ささい
)
京橋
(
きょうばし
)
亭主
(
ていしゅ
)
俎板
(
まないた
)
函数
(
かんすう
)
呪文
(
じゅもん
)
嗅覚
(
きゅうかく
)
天降
(
あまくだ
)
帝劇
(
ていげき
)
弟子
(
でし
)
忽然
(
こつぜん
)
慇懃
(
いんぎん
)
痩躯
(
そうく
)
手甲
(
てっこう
)
揺曳
(
ようえい
)
昆虫
(
こんちゅう
)
松屋
(
まつや
)
椰子
(
やし
)
水槽
(
すいそう
)
泥
(
どろ
)
潮汐
(
ちょうせき
)
灌木
(
かんぼく
)
煤煙
(
ばいえん
)
燈籠
(
とうろう
)
爽快
(
そうかい
)
猫
(
ねこ
)
田舎
(
いなか
)