“呪文”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じゅもん82.8%
じゆもん15.1%
おまじない1.1%
インカンテーション1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“呪文”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語5.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
老人は、再び大竹女史の前に膝をつくと、何やら呪文じゅもんのようなものを唱え、女史の額のへんを二三度、撫でるようにした。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
お君さんにとって田中君は、宝窟ほうくつの扉を開くべき秘密の呪文じゅもんを心得ているアリ・ババとさらに違いはない。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「それを出して、焼けてゐない方を前へ向けて、クウル、クリイル、ケーレと呪文じゆもんをとなへるのだ。いゝか、やつてみなさい。」
夢の国 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
その時あの印度人の婆さんは、ランプを消した二階の部屋の机に、魔法の書物を拡げながら、しきり呪文じゆもんを唱へてゐました。
アグニの神 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「何ですかね、蛇だとか、いろいろな毒虫を見ると、何か呪文おまじないのような事を言って、すぐそれを殺してしまうのです。私の祖母おばあさんもやりますよ。」
北国の人 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
日本人の中の特殊な一群の民族によっていつからとも知れずうたい伝えられたこの物語には、それ自身にすでにどことなくエキゾティックな雰囲気がつきまとっているのであるが、それがこの一風変わった西欧詩人の筆に写し出されたのを読んでみると実に不思議な夢の国の幻像を呼び出す呪文インカンテーションででもあるように思われて来る。