“飛瀑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひばく94.7%
たき5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高々と持ち上げた手桶から、ドッと一条の飛瀑ひばく、熟睡した東作の眼へ鼻へ口へ、いや、顔も襟も胸も、上半身一ぱいにブチまけたのです。
ドストエフスキーを読んで落雷に出会ったような心地のした私は更に二葉亭に接して千丈の飛瀑ひばくに打たれたような感があった。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
娘は飛瀑たきに打たれた女行者のように、流しの板に崩折れて声も立てずにのた打ち廻ります。