“聾者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つんぼ45.0%
ろうしゃ35.0%
ろうじゃ10.0%
ろうしや5.0%
ろうじや5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はばかりながら妾はね、まだ立派な生娘きむすめさ、聾者つんぼのお六って聞いてごらん、神代原から萩原かけ、知らない人はありゃあしないよ。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それでその著者は聾者ろうしゃのための音楽が可能であろうということを論じ、また普通の健全な耳を持っている人でも
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
聾者ろうじゃは盲者の手を引いた。彼らはコブレンツ(訳者注 一七九二年王党の亡命者が集合せし地)
胡蝶声あつて夜深く相思の吟をなす、聾者ろうしや能く聞き瞽者こしや能く見る、劒戟も折つてくらふべく鼎钁ていくわくも就いて浴すべし、世界はほと/\朕がまゝなり、黄身わうしんの匹夫、碧眼の胡児こじ
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
盲目めしひ弾き、おうし聾者ろうじやつぶかさなりのぞく。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)