“聾耳”の読み方と例文
読み方割合
つんぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来ひとの言うことの耳に入らない人だけれど、今から聾耳つんぼになって社の方が勤らなくては家のものが困る。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
初めから耳が悪いと思い込む奴もあるまいさ。中耳炎ちゅうじえんでもやったのなら兎に角。しかし驚いたよ。聾耳つんぼとは気が利かない。然うとも知らず、『おい、もっとハッキリ言え』なんて電話で人を
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
伯父さんは聾耳つんぼである。つんぼもつんぼもかなつんぼだ。唯話をしたって通じない。お前は馬鹿だよと言っても笑っている。喇叭ラッパのようなものを耳に当てがって、大きな声を出さなければ聞えない。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)