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聾耳
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つんぼ
ふりがな文庫
“
聾耳
(
つんぼ
)” の例文
元来
他
(
ひと
)
の言うことの耳に入らない人だけれど、今から
聾耳
(
つんぼ
)
になって社の方が勤らなくては家のものが困る。
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
初めから耳が悪いと思い込む奴もあるまいさ。
中耳炎
(
ちゅうじえん
)
でもやったのなら兎に角。しかし驚いたよ。
聾耳
(
つんぼ
)
とは気が利かない。然うとも知らず、『おい、もっとハッキリ言え』なんて電話で人を
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
伯父さんは
聾耳
(
つんぼ
)
である。つんぼもつんぼも
金
(
かな
)
つんぼだ。唯話をしたって通じない。お前は馬鹿だよと言っても笑っている。
喇叭
(
ラッパ
)
のようなものを耳に当てがって、大きな声を出さなければ聞えない。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それからお父さんは伯父さんから手紙が来た時又面倒な
八釜
(
やかま
)
しやが
御出
(
おいで
)
になるんだなといった事、けれどもお母さんは
彼
(
あ
)
の
聾耳
(
つんぼ
)
は滞在中の
雑用
(
ぞうよう
)
を払うから、伯母さんよりか始末が善いといった事
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
聾
漢検準1級
部首:⽿
22画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“聾”で始まる語句
聾
聾者
聾唖
聾唖者
聾桟敷
聾乎
聾婆
聾返
聾的
聾翁