“ろうしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聾者50.0%
牢舎42.9%
粮車7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつて佐藤春夫が云ったことに聾者ろうしゃ愚人ぐじんのように見え盲人もうじん賢者けんじゃのように見えるという説があった。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
侍屋敷は土壁に茅葺かやぶきで、黒板塀くろいたべいがまわしてあり、堤に沿って学堂、牢舎ろうしゃ、家老屋敷と続いている。そして、道は堀川にゆき当り、石の架け橋を渡ると、城の大手門があった。
荷駄にだ粮車ろうしゃすべての輜重隊しちょうたいは先へ進め。——戦闘部隊はずっと後につづいてゆくがいい」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)