“ろうごく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牢獄96.2%
漏刻1.9%
牢舎1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日の夕飯はさびしかった、酒を飲んで喧嘩けんかをするのは困るが、さてその人が牢獄ろうごくにあると思えばさびしさが一層いっそうしみじみと身にせまる。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
げに静けさの眼にも見えて、漏刻ろうごくごとしめやかに。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ころべば、幕府は妻家官禄かんろくを与えて優遇するが、ころばなければ、終身、この牢舎ろうごくに繋いでおく。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)