“ろうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
漏刻83.3%
漏剋16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その次に時間割を等分するために、これも手製の一つの漏刻ろうこくを備えました。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
わが脈の漏刻ろうこくくだちゆくなり。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
天智てんじ天皇のみ代だけについて見ても「このとしみずうすを造りかねわかす」とか「はじめ漏剋ろうこくを用う」とか貯水池を築いて「水城みずき」と名づけたとか、「指南車」「水臬みずばかり」のような器械の献上を受けたり
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)