“輜重隊”の読み方と例文
読み方割合
しちょうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、城中から見ていると、毎日のように多くの車が、食糧を満載して、蜀の輜重隊しちょうたいに守られて城外の北道を通ってゆく。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
輜重隊しちょうたいあとのバラック街
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)
と、三河仕立ての輜重隊しちょうたいをひきつれていたことである。たくさんな牛車や馬列はいつもおくれがちで、ムチを振る足軽たちは、顔まで泥のハネにしていた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)