“しちょうたい”の漢字の書き方と例文
語句割合
輜重隊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魏の鎮遠ちんえん将軍岑威しんいは、この夜、蜿蜒たる輜重隊しちょうたいを率いて、隴西の方から谷をめぐり山をかけて、真夜中までには、北原の城外まで行き着かんものと急いでいた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荷駄にだ粮車ろうしゃすべての輜重隊しちょうたいは先へ進め。——戦闘部隊はずっと後につづいてゆくがいい」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、味方の輜重隊しちょうたいは彼の抜刀群に斬りまくられて算をみだし始めた。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)