“言語精霊”の読み方と例文
読み方割合
コトダマ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古く言語精霊（コトダマ）の活動と考へられたのろひが、役霊の考へに移つたのは、大部分陰陽家の職神・仏家の護法天童・護法童子の思想の助勢がある様である。
愛護若 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
言語精霊（コトダマ）の存在を考へたのは、わが民族にとつて、極めて古い事実である。併し此が、言語信仰においての第一次のものでないことは、少くとも我が国だけでは、言ふことの出来る事実である。
日本文学の発生 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)