“精霊舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうりょうぶね50.0%
しょうろうぶね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家々の祖霊が海からかえってくるという記憶はよほどかすかになっているけれども、いわゆる精霊舟しょうりょうぶねの風習は、やまとの方でもなお弘く保存せられ、ただそれが行き着く処、またはその方角道筋に関して
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
両国橋の脇から舟に乗っていったが、明日は回向院えこういん川施餓鬼かわせがきがあるそうで、たて川筋はどこでも精霊舟しょうろうぶねを作るのに賑わっていた。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)