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精霊
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せいれい
ふりがな文庫
“
精霊
(
せいれい
)” の例文
旧字:
精靈
僕はその時はっと思いついた。ああ
市
(
まち
)
は眠っている。だが狂酔と
苦患
(
くげん
)
とは目を覚ましている。憎悪、
精霊
(
せいれい
)
、熱血、生命、みんな目を覚ましている。
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
「確かあなたの御使いになる
精霊
(
せいれい
)
は、ジンとかいう名前でしたね。するとこれから私が拝見する魔術と言うのも、そのジンの力を借りてなさるのですか。」
魔術
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして、小人の
妖精
(
ようせい
)
か、さもなければ、ほかの小さな
精霊
(
せいれい
)
が来ているのではないかと思いました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
また敢えなく幾多の
精霊
(
せいれい
)
を犠牲にいたした。この与右衛門の罪は大きい、何で、その村々の者からわしがきょうの祭りの馳走になれよう。……それは御領主にさしあげてくれ。
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秋の夜の目さましに、
三〇
そと見せよとて、すこしも騒ぎたる
三一
容色
(
いろめ
)
なし。翁いふ。かく参りたるは、
三二
魑魅
(
ちみ
)
にあらず人にあらず。君が
三三
かしづき給ふ
黄金
(
わうごん
)
の
精霊
(
せいれい
)
なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
大きなモロッコ皮の
椅子
(
いす
)
と言い、あるいはまた滑かに光っている
寄木細工
(
よせぎざいく
)
の
床
(
ゆか
)
と言い、見るから
精霊
(
せいれい
)
でも出て来そうな、ミスラ君の部屋などとは、まるで比べものにはならないのです。
魔術
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“精霊”の意味
《名詞》
(せいれい、しょうりょう)死者の魂。
(せいれい)山川・草木などに宿ると考えられる霊的存在。
(出典:Wiktionary)
“精霊”の解説
聖霊
精霊(せいれい)とは、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている、とされる超自然的な存在。他に「万物の根源をなしている、とされる不思議な気のこと」。精気や「肉体から解放された自由な霊」を意味する場合がある。
(出典:Wikipedia)
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
“精霊”で始まる語句
精霊棚
精霊主義
精霊様
精霊舟
精霊界
精霊祭
精霊船
精霊迎
精霊飯
精霊蜻蛉