“寄木細工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よせぎざいく72.7%
よせきざいく18.2%
モザイク9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何処の家でも舎楼(サラン客席)でも太い框の間に小きざみに張られたこの板の床は、どんな立派な寄木細工よせぎざいくよりも美しい感じを受ける。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
しかるにこれを筆舌にのぼすときは、語をかさねて句をし、句を積みて章を作し、一の零碎の景に接するに他の零碎の景を以てす。たとへば寄木細工よせきざいくの如し。
寄木細工モザイクの広い廻り階段を導かれて登り、一つの部屋に到ると、開かれたとびらから、その部屋のたぐいなき壮麗さが全くぎらぎらときらめいて突然眼前に現われ