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『全羅紀行』
ふりがな文庫
『
全羅紀行
(
ぜんらきこう
)
』
昨年の旅はまた今年の旅を誘った。朝鮮を訪う人は多いが、私たちのような目的で足を運ぶ者は始めてかもしれぬ。古い物を求める人はあっても、新しい物を捜す者は絶えてなかった。だが古い習慣をよく守る朝鮮では、昔を受けてまだ無造作に美しい品物が方々で出 …
著者
柳宗悦
ジャンル
芸術・美術 > 工芸 > 工芸
初出
「工藝 第八十二号」1938(昭和13)年3月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約35分(500文字/分)
朗読目安時間
約58分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
暈
(
ぼかし
)
漸
(
ようやく
)
誘
(
さそわ
)
更
(
ふか
)
交
(
まじわ
)
止
(
とどま
)
全
(
すべ
)
卓
(
すぐ
)
水溜
(
みずため
)
瓦
(
がわら
)
出
(
いで
)
看過
(
みす
)
割
(
われ
)
木
(
ぼく
)
彩
(
いろどり
)
後
(
おく
)
自
(
おのず
)
顧
(
かえりみ
)
半腐
(
はんぐされ
)
向
(
むこう
)
横
(
よこたわ
)
因
(
ちな
)
賑
(
にぎわ
)
群
(
むらが
)
両班
(
ヤンバン
)
齎
(
もた
)
濁酒
(
にごりざけ
)
乾
(
ほ
)
漉
(
す
)
滴
(
た
)
獲
(
と
)
優
(
まさ
)
霞
(
かす
)
凡
(
すべ
)
刳
(
く
)
盞
(
さかずき
)
創
(
はじ
)
磚
(
せん
)
逆
(
さから
)
筆筒
(
ひっとう
)
大人
(
たいじん
)
如
(
し
)
委
(
まか
)
誘
(
いざな
)
糞
(
ふん
)
紙縒
(
かみより
)
巧
(
たくみ
)
巨刹
(
きょさつ
)
経
(
へ
)
廓外
(
かくがい
)
廻
(
めぐ
)
徳利
(
とっくり
)
悉皆
(
すっかり
)
能
(
あた
)
焼絵
(
やきえ
)
止
(
や
)
煙管
(
きせる
)
玉露
(
ぎょくろ
)
生憎
(
あいにく
)
由々
(
ゆゆ
)
甲紙
(
こうし
)
略々
(
ほぼ
)
白磁
(
はくじ
)
真鍮
(
しんちゅう
)
石工
(
いしく
)
石燈
(
せきとう
)
砧
(
きぬた
)
硯
(
すずり
)
祠
(
ほこら
)
秣入
(
まぐさいれ
)
窺
(
うかが
)
竹篦
(
たけべら
)
竹簾
(
たけすだれ
)
竹籠
(
たけかご
)
箕
(
み
)
箪笥
(
たんす
)
簾
(
すだれ
)
精
(
くわ
)
糯米
(
もちごめ
)
紙漉
(
かみすき
)
素読
(
そどく
)
継目
(
つぎめ
)
綺麗
(
きれい
)
編籠
(
あみかご
)
繍
(
ぬ
)
繙
(
ひもと
)
繞
(
めぐ
)
纏
(
まと
)
聳
(
そび
)
肝入
(
きもいり
)
銅羅
(
どら
)
難
(
がた
)
雑鬧
(
ざっとう
)
雉
(
きじ
)
雄渾
(
ゆうこん
)
鏝
(
こて
)
鍵
(
かぎ
)
這入
(
はい
)
還
(
かえ
)
邑内
(
ゆうない
)