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モザイク
ふりがな文庫
“モザイク”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
もざいく
語句
割合
嵌木細工
22.2%
切嵌
11.1%
剪嵌細工
11.1%
寄木
11.1%
寄木細工
11.1%
嵌文細工
11.1%
嵌石
11.1%
嵌石細工
11.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嵌木細工
(逆引き)
一歩は高く一歩は低く、
猿猴
(
ましら
)
のように肩で調子を取って歩む身体に、
燕尾服
(
えんびふく
)
を着けて
跛
(
びっこ
)
を曳き曳き舞踏場の
嵌木細工
(
モザイク
)
を踏む、社交界の笑われ者……ぶざまな道化の不具者!
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
モザイク(嵌木細工)の例文をもっと
(2作品)
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切嵌
(逆引き)
床の中央には、大魚の腹中にある
約拿
(
ヨナ
)
を図案化したコプト織の敷物が敷かれ、その部分の床は、色大理石と
櫨
(
はぜ
)
の木片を交互に組んだ車輪模様の
切嵌
(
モザイク
)
。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そこの床には垂直からは見えないけれども、
切嵌
(
モザイク
)
の車輪模様の数がふえるにつれて、微かに異様な跡が現われてきた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
モザイク(切嵌)の例文をもっと
(1作品)
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剪嵌細工
(逆引き)
それで、私が火を眺めて描いてゐた
剪嵌細工
(
モザイク
)
はすつかり
壞
(
こは
)
されて、それと一緒に獨りぽつちの寂しさを襲ひはじめてゐた、なんとなく重い嫌な氣もまた散つて了つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
モザイク(剪嵌細工)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
寄木
(逆引き)
何かの拍子で、朝鮮団扇が、先生の手をすべつて、ぱたりと
寄木
(
モザイク
)
の床の上に落ちた。会話は無論寸刻の断続を許さない程、切迫してゐる訳ではない。
手巾
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
モザイク(寄木)の例文をもっと
(1作品)
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寄木細工
(逆引き)
寄木細工
(
モザイク
)
の広い廻り階段を導かれて登り、一つの部屋に到ると、開かれた
扉
(
とびら
)
から、その部屋の
類
(
たぐい
)
なき壮麗さが全くぎらぎらと
燦
(
きらめ
)
いて突然眼前に現われ
しめしあわせ
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
モザイク(寄木細工)の例文をもっと
(1作品)
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嵌文細工
(逆引き)
もうそこには、妻の小社交室へ通じる、
嵌文細工
(
モザイク
)
の道しか残された部屋はないのであった。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
モザイク(嵌文細工)の例文をもっと
(1作品)
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嵌石
(逆引き)
その向うは美しい
嵌石
(
モザイク
)
の床をもった広い部屋でダイヤモンド格子の明層窓が気持のいい排列をし、左手に
側廊
(
アイル
)
を隔てる円柱の列が高い
穹窿天井
(
ヴウト
)
を支え
ハムレット
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
モザイク(嵌石)の例文をもっと
(1作品)
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嵌石細工
(逆引き)
床は悉く大理石の
嵌石細工
(
モザイク
)
で、トロイやミケーネ發見の人面土器などを模樣に現はし、天井の壁畫には二三の天使が、發掘を助けてゐる處を描いてある。
シュリーマン夫人を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
モザイク(嵌石細工)の例文をもっと
(1作品)
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