“不細工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶさいく90.0%
ぶざいく10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左手の前方には、墨黒々と不細工ぶさいくな書院風の窓が描かれ、同じ色の文机ふづくえが、そのそばに角度を無視した描き方で、据えてあった。
押絵と旅する男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
シカシ僕ニハマタ、ソノナヨナヨトシテ締マリノナイ体ツキ、不細工ぶさいくゆがンデイル脚ノ曲線ガ変ニナマメカシク感ジラレタヿモ事実デアル。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
なんでも不器用に造るがい、見かけが器用に出来た物に永持ながもちをする物はない、永持をしない物は道具にならないから、表面うわべ不細工ぶざいくに見えても
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)