“天平”の読み方と例文
読み方割合
てんぴょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天平てんぴょう十五年聖武しょうむ天皇親しく鋳造のみことのりを発し、天平勝宝四年開眼供養かいげんくようの盛儀が行われてより、現在にいたるまでおよそ千二百年になるが
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
すなわち大化の改新においては主として社会的経済的制度の革新として、天武朝より天平てんぴょう時代へかけては精神的文化の力強い創造として。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
天平てんぴょう四年八月、藤原宇合うまかい(不比等の子)が西海道節度使さいかいどうのせつどし(兵馬の政をつかさどる)になって赴任する時、高橋虫麿たかはしのむしまろの詠んだものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)