“天平感宝”の読み方と例文

読み方	割合
てんぴょうかんぽう	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

てんぴょうかんぽう(逆引き)

天平感宝（てんぴょうかんぽう）元年五月九日、越中国府の諸官吏が、少目（さかん）の秦伊美吉石竹（はたのいみきいわたけ）の官舎で宴を開いたとき、主人の石竹が百合の花を鬘（かずら）に造って、豆器（ずき）という食器の上にそれを載せて、客人に頒（わか）った。

万葉秀歌 (新字新仮名) ／斎藤茂吉(著)

“天平感宝”の意味

《固有名詞》
天平感宝（てんぴょうかんぽう）

日本の元号の一つ。天平の次で、天平勝宝の前。749年4月14日から749年7月２日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)

“天平感宝”の解説

は、日本の元号の一つ。天平の後、天平勝宝の前。日本で初めて使われた四文字の年号でもある。この時代の天皇は聖武天皇。
天平からの改元は749年のことであるが、3ヶ月あまりの極めて短期間の使用に終わり、同年の内に天平勝宝に改元されたため、元年しか存在しない。また、後に書かれた書物では天平感宝の元号が使われることはない。『正倉院文書』や木簡には「天感」「感宝」と省略されている例が見られる。
(出典:Wikipedia)