“少目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかん50.0%
せうさくわん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天平感宝てんぴょうかんぽう元年五月九日、越中国府の諸官吏が、少目さかん秦伊美吉石竹はたのいみきいわたけの官舎で宴を開いたとき、主人の石竹が百合の花をかずらに造って、豆器ずきという食器の上にそれを載せて、客人にわかった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
此の犬養春枝はけだし万葉集に名の見えてゐる犬養浄人きよひとすゑであらう。浄人は奈良朝に当つて、下総しもふさ少目せうさくわんを勤めた人であつて、浄人以来下総の相馬に居たのである。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)