“少弐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうに87.5%
せうに12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、少弐しょうにの兵、大友の部下、宇都宮弾正だんじょうらも、自陣をすてて、救援にはせつけた。——しかし敵の増援はそれにもっと数倍している。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのうちに、乳母めのと良人おっとが九州の少弐しょうにに任ぜられたので、一家は九州へ下った。姫君の四つになる年のことである。
源氏物語:22 玉鬘 (新字新仮名) / 紫式部(著)
九州の少弐せうに、大友、菊池氏など、みんな亡んでしまつたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)