“前太宰少弐”のいろいろな読み方と例文
旧字:前太宰少貳
読み方割合
ぜんだざいのしょうに33.3%
ぜんだざいのせうに33.3%
ゼンダザイノセウニ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……けど、他人ひとに言わせると、——あれはもう、二十幾年にもなるかいや——筑紫でたれなされた前太宰少弐ぜんだざいのしょうに—藤原広嗣—の殿に生写しょううつしじゃ、とも言うがいよ。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
……けど、他人ひとに言はせると、——あれはもう十七年にもなるかいや——筑紫で伐たれなさつた前太宰少弐ぜんだざいのせうに—藤原広嗣—の殿との生写しやううつしぢやとも言ふがいよ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
……けど、他人ヒトに言はせると、——あれはもう、二十幾年にもなるかいや——筑紫でたれなされた前太宰少弐ゼンダザイノセウニ—藤原広嗣—の殿トノ生写シヤウウツしぢや、とも言ふがいよ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)