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留守居
ふりがな文庫
“留守居”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
るすい
67.9%
るすゐ
32.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るすい
(逆引き)
やがて、男は、日の
暮
(
くれ
)
に帰ると云って、娘一人を
留守居
(
るすい
)
に、
慌
(
あわただ
)
しくどこかへ出て参りました。その
後
(
あと
)
の淋しさは、また一倍でございます。
運
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と云うのは当時
大童
(
おおわら
)
が江戸屋敷の
留守居
(
るすい
)
で世間の交際が広いと云うので、養子選択の事を一人で担任して居て、
或時
(
あるとき
)
私に談じて
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
留守居(るすい)の例文をもっと
(19作品)
見る
るすゐ
(逆引き)
是れへ差出せと申さるゝに本多家の
留守居
(
るすゐ
)
ハツと答へて
懷中
(
くわいちう
)
より取出し
目安
(
めやす
)
方へ差出すを大岡殿の御覽に入目安方之を讀上る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
端
(
は
)
ては
半燒酎
(
なほし
)
を
村
(
むら
)
の
子
(
こ
)
に
頼
(
たの
)
んで
買
(
か
)
ひに
遣
(
や
)
つて、それを
飮
(
の
)
みながら
大氣焔
(
だいきえん
)
を
吐
(
は
)
く。
留守居
(
るすゐ
)
の
女中
(
ぢよちう
)
は
烟
(
けむ
)
に
卷
(
まか
)
れながら、
茶
(
ちや
)
を
入
(
い
)
れて
出
(
だ
)
す。
菓子
(
くわし
)
を
出
(
だ
)
す。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
留守居(るすゐ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“留守居”の意味
《名詞》
留守居(るすい)
主人や家の人が不在の際、その家を守ること。留守番。
留守にせず、在宅すること。
江戸幕府の職の一つ。将軍が江戸城を不在にする際に城中を守るもの。
(出典:Wiktionary)
“留守居”の解説
留守居(るすい)は、江戸幕府および諸藩に置かれた職名のひとつ。
御留守居(おるすい)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“留守居”で始まる語句
留守居役
留守居等
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徳富蘇峰
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押川春浪
下村湖人
樋口一葉
江見水蔭
作者不詳
紫式部
夏目漱石
楠山正雄