“大童”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおわらわ80.6%
おほわらは12.9%
おほわらはべ3.2%
おおわら1.6%
おほわらわ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉蜀黍とうもろこしの毛をつかねて結ったようなる島田を大童おおわらわに振り乱し、ごろりと横にしたる十七八の娘、色白の下豊しもぶくれといえばかあいげなれど
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
それをまた、私が、時によるとそばから、そんな簡単な、女ならちよこちよこつと眼をつぶつてゐても出来るやうなことを、さう大童おほわらはになつてなどと口を出す。
妻の日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
あらぶる荒御魂あらみたま大童おほわらはべ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
と云うのは当時大童おおわらが江戸屋敷の留守居るすいで世間の交際が広いと云うので、養子選択の事を一人で担任して居て、或時あるとき私に談じて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)