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熊野
ふりがな文庫
“熊野”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くまの
62.2%
ゆや
37.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くまの
(逆引き)
いったい吉野の山奥から
熊野
(
くまの
)
へかけた地方には、交通の不便なために古い伝説や
由緒
(
ゆいしょ
)
ある家筋の長く存続しているものが
珍
(
めずら
)
しくない。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かれ神倭伊波禮毘古の命、
其地
(
そこ
)
より𢌞り幸でまして、
熊野
(
くまの
)
の村
一
に到りましし時に、大きなる熊
二
、
髣髴
(
ほのか
)
に出で入りてすなはち失せぬ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
熊野(くまの)の例文をもっと
(23作品)
見る
ゆや
(逆引き)
琵琶と琴の
合奏
(
あわ
)
せはむずかしい。——が、御諚なればと、二人は懸命に、そのとき“
熊野
(
ゆや
)
”の
一
(
ひ
)
ト
節
(
ふし
)
を
弾
(
かな
)
でて歌った。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
面
(
おもて
)
をつけず
熊野
(
ゆや
)
の舞一くさりあり。久次の
牢輿
(
ろうごし
)
にて連れ行かれしを見送り「まことや
槿花
(
きんか
)
一日の
栄
(
さかえ
)
、是非もなき世の盛衰ぢやなあ」との
白廻
(
せりふまわ
)
しも
値
(
ねうち
)
あり。
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
熊野(ゆや)の例文をもっと
(14作品)
見る
“熊野”の解説
熊野(くまの)は、紀伊半島南端部の和歌山県南部と三重県南部からなる地域。
旧国では紀伊国南部にあたり、上古の熊野国と大概一致する。熊野三山(田辺市の熊野本宮大社・新宮市の熊野速玉大社・那智勝浦町の熊野那智大社)を中心とする熊野信仰の中心地として知られる。
(出典:Wikipedia)
熊
常用漢字
小4
部首:⽕
14画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“熊野”で始まる語句
熊野権現
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今熊野
“熊野”のふりがなが多い著者
作者不詳
徳冨蘆花
柳田国男
水上滝太郎
小島烏水
谷崎潤一郎
高浜虚子
幸田露伴
鈴木三重吉
佐々木味津三