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鸞輿
ふりがな文庫
“鸞輿”の読み方と例文
読み方
割合
らんよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんよ
(逆引き)
都に還ると、
献帝
(
けんてい
)
はいよいよ彼を怖れ給うて、自身、
鸞輿
(
らんよ
)
に召して、
凱旋軍
(
がいせんぐん
)
を迎え、曹操を重んじて、漢の
相国
(
しょうこく
)
蕭何
(
しょうか
)
の如くせよと仰せられた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六波羅討伐の挙兵の際には、主上比叡山へ
鸞輿
(
らんよ
)
を巡らさる。——というところの
御
(
おん
)
打ち合わせであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
烈風に乗じて火を
内裏
(
だいり
)
に放ち、中川宮および松平容保の参内を途中に要撃し、その
擾乱
(
じょうらん
)
にまぎれて
鸞輿
(
らんよ
)
を
叡山
(
えいざん
)
に奉ずる計画のあったことも知らねばならないと言ってある。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鸞輿(らんよ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“鸞輿”の意味
《名詞》
鸞輿(らんよ)
天子の乗る輿。
(出典:Wiktionary)
鸞
漢検1級
部首:⿃
30画
輿
漢検準1級
部首:⾞
17画
“鸞”で始まる語句
鸞
鸞駕
鸞帯
鸞鳳
“鸞輿”のふりがなが多い著者
服部之総
吉川英治
島崎藤村
国枝史郎
坂口安吾