“らんよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鸞輿88.9%
鑾輿11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烈風に乗じて火を内裏だいりに放ち、中川宮および松平容保の参内を途中に要撃し、その擾乱じょうらんにまぎれて鸞輿らんよ叡山えいざんに奉ずる計画のあったことも知らねばならないと言ってある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その機会のための大和行幸が八月十二日になって、二十七日鸞輿らんよ出発の予定と発表された。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
鑾輿らんよを擁して逃亡せんとする賊どもを、一人も余さず君側から掃蕩してしまえ」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)