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荀彧
ふりがな文庫
“荀彧”の読み方と例文
読み方
割合
じゅんいく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅんいく
(逆引き)
すぐ相府に出て、着京の由を届けると、曹操は、
荀彧
(
じゅんいく
)
、
程昱
(
ていいく
)
のふたりをして、
鄭重
(
ていちょう
)
に迎えさせ、翌日、曹操自身、彼を引いて対面した。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大きくいえば漢の
荀彧
(
じゅんいく
)
が
曹操
(
そうそう
)
におけるがごとしともいおうかネ。あの西郷も僕にいわすれば。やっぱりそうだ。
薩摩
(
さつま
)
の壮士に擁せられ。義理でもない義理にからまれて。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
許都を発するとき
荀彧
(
じゅんいく
)
が毒をのんで死んだことなどが、なにか、丞相の心理に影響しているのではあるまいか、などとささやく者もいた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荀彧(じゅんいく)の例文をもっと
(8作品)
見る
“荀彧”の解説
荀 彧(じゅん いく)は、中国後漢末期の政治家。字は文若(ぶんじゃく)。豫州潁川郡潁陰県(現在の河南省許昌市)の人。『三国志』魏志「荀彧荀攸賈詡伝」、及び『後漢書』「鄭孔荀列伝」に伝がある。
若い頃から才名をうたわれ「王佐の才」と称揚された。後漢末の動乱期においては、後漢朝の実権を握った曹操の下で数々の献策を行い、その覇業を補佐した。しかし、曹操の魏公就任に反対したことで曹操と対立し、晩年は不遇だった。
(出典:Wikipedia)
荀
漢検1級
部首:⾋
9画
彧
部首:⼺
10画
“荀”で始まる語句
荀攸
荀子
荀卿
荀爽
荀正
荀竜
荀諶
荀文若
“荀彧”のふりがなが多い著者
三宅花圃
吉川英治