蕭然しょんぼり)” の例文
その下にある中庭のわきの、薄暗い廊下を通って、小使部屋の前にくると内で蕭然しょんぼりと、小使が一人でさも退屈そうに居るから、弟も通りがかりに、「おい淋しいだろう」とはなしかけて
死体室 (新字新仮名) / 岩村透(著)