トップ
>
『死体室』
ふりがな文庫
『
死体室
(
したいしつ
)
』
私は今度躯に腫物が出来たので、これは是非共、入院して切開をしなければ、いけないと云うから、致方なく、京都の某病院へ入りました。その時、現今医科大学生の私の弟が、よく見舞に来てくれて、その時は種々の談の末、弟から聴いた談です。 元来病院という …
著者
岩村透
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
弄
(
ひね
)
呻吟
(
うめきごえ
)
種々
(
しゅじゅ
)
如何
(
どん
)
悪
(
わ
)
電鈴
(
べる
)
蕭然
(
しょんぼり
)
頗
(
すこ
)
傍
(
わき
)
玻璃
(
がらす
)
呼鈴
(
べる
)
談
(
はな
)
腫物
(
できもの
)
斯様
(
こん
)
慄然
(
ぞっ
)
聞
(
きこ
)
室
(
しつ
)
最早
(
もう
)
身震
(
みぶるい
)
此処
(
ここ
)
竦立
(
よだ
)
直
(
す
)
現今
(
いま
)
更
(
ふ
)
膝
(
ひざ
)
致方
(
いたしかた
)
落々
(
おちおち
)
落散
(
おちち
)
誠
(
まこと
)
談
(
はなし
)
談込
(
はなしこ
)
躯
(
からだ
)
遂
(
つい
)
鳴出
(
なりだ
)
恐々
(
こわごわ
)
中々
(
なかなか
)
京都
(
きょうと
)
何処
(
どこ
)
入
(
い
)
其処
(
そこ
)
処
(
ところ
)
四辺
(
あたり
)
堪
(
たま
)
如何
(
いか
)
床
(
とこ
)
強
(
し
)
正
(
まさ
)
恰
(
あたか
)
或
(
ある
)
戸外
(
そと
)
擡
(
もた
)
方々
(
ほうぼう
)
明
(
あ
)
一躰
(
いったい
)
最早
(
もはや
)
木枯
(
こがらし
)
枕許
(
まくらもと
)