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しょうぜん
ふりがな文庫
“しょうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悄然
75.7%
悚然
8.3%
鏘然
6.9%
竦然
4.6%
蕭然
2.8%
慴然
0.5%
瀟然
0.5%
牀前
0.5%
生前
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悄然
(逆引き)
遠くで
稲妻
(
いなずま
)
のする空の下を、修理の屋敷へ帰りながら、宇左衛門は
悄然
(
しょうぜん
)
と腕を組んで、こんな事を何度となく胸の中で繰り返えした。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しょうぜん(悄然)の例文をもっと
(50作品+)
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悚然
(逆引き)
ところがその刑罰の有様が如何にも真に
逼
(
せま
)
って、
観
(
み
)
る者をして
悚然
(
しょうぜん
)
たらしめたので、その後ち禁を犯す者が跡を絶つに至ったということである。
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
しょうぜん(悚然)の例文をもっと
(18作品)
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鏘然
(逆引き)
と、
鏘然
(
しょうぜん
)
たる大刀の音がしたが、見れば二本の白刃が、
縞
(
しま
)
を織っている日光の中に、
鍔迫
(
つばぜ
)
り合いをなしていた。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
しょうぜん(鏘然)の例文をもっと
(15作品)
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▼ すべて表示
竦然
(逆引き)
駆けて行って見れば、扉は倒れ雨と風の中に山田春雄が
竦然
(
しょうぜん
)
として立っていた。折も折、稲光りがぴかぴか光ってそれは幽霊のようにおののいて見えた。
光の中に
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
しょうぜん(竦然)の例文をもっと
(10作品)
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蕭然
(逆引き)
天地
蒼茫
(
そうぼう
)
として暮れんとする夏の山路に、
蕭然
(
しょうぜん
)
として白く咲いているこの花をみた時に、わたしは云い知れない寂しさをおぼえた。(大正3・8)
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しょうぜん(蕭然)の例文をもっと
(6作品)
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慴然
(逆引き)
総監は局長と
慴然
(
しょうぜん
)
と眼を見合わせていたが、真名古の方に向き直ると
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しょうぜん(慴然)の例文をもっと
(1作品)
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瀟然
(逆引き)
賭場
(
とば
)
モンテカルロですっからかんになると、突然日本に郷愁を感じたものか、再びもとの懐しい
紡縷
(
ぼろ
)
を
纏
(
まと
)
うて、孤影
瀟然
(
しょうぜん
)
として帰来したのである。
放浪作家の冒険
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
しょうぜん(瀟然)の例文をもっと
(1作品)
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牀前
(逆引き)
仏在世、一種姓竜肉を食い、諸比丘またこれを食うあり、竜女仏の
牀前
(
しょうぜん
)
に到りて泣く、因って仏竜の血骨筋髄一切食うを禁じ、身外皮膚病あらば竜の骨灰を塗るを
聴
(
ゆる
)
すとあるも、この蜥蜴であろう。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
しょうぜん(牀前)の例文をもっと
(1作品)
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生前
(逆引き)
それは勝三郎の
生前
(
しょうぜん
)
に、勝久らが百方調停したにもかかわらず、
宥
(
ゆる
)
されずにしまった
高足弟子
(
こうそくていし
)
勝四郎の勘気である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
しょうぜん(生前)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
しようぜん
しょんぼり
ぞツ
ぞっ
せうぜん
そうぜん
しほしほ
しほ/\
しょげ
しよげ