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蒼茫
ふりがな文庫
“蒼茫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そうぼう
93.5%
さうばう
6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうぼう
(逆引き)
見渡すかぎり
蒼茫
(
そうぼう
)
たる青山の共同墓地に
入
(
い
)
りて、わか
葉
(
ば
)
の
扇骨木籬
(
かなめがき
)
まだ新らしく、墓標の墨の
痕
(
あと
)
乾きもあえぬ父の墓前に
跪
(
ひざまず
)
きぬ。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひとしく、その
蒼茫
(
そうぼう
)
としたふしぎな空、ふしぎな蒼白い星のかずかず、そういうものは夜になると沼の上を
覆
(
おお
)
うてくるのでした。
寂しき魚
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
蒼茫(そうぼう)の例文をもっと
(29作品)
見る
さうばう
(逆引き)
壁は
蒼茫
(
さうばう
)
たる
暮靄
(
ぼあゐ
)
の色をなし、幾十の年光に
侵蝕
(
しんしよく
)
せられて、所々危うげなる所なきにあらず。我常に之に対して思ふ。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
蒼茫
(
さうばう
)
たる
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
蒼茫(さうばう)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
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