“慴然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうぜん50.0%
せふぜん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総監は局長と慴然しょうぜんと眼を見合わせていたが、真名古の方に向き直ると
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
われは慴然せふぜんとして肌膚きふあはを生ずるを覺え、急に舟を呼んで薄赤いろなる古宮殿、獅子を刻める石柱の前を過ぎ、鹹澤かんたくの方に向ひぬ。舟の指すところは即ち所謂岸區リドなりき。