“慴伏”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
しょうふく | 95.3% |
しゅうふく | 4.7% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一度烈風が襲来すると、雪は吹き捲られて煙の如く渦を巻いて昇騰し、面を向くべき方もなく、ただその猛威に慴伏するばかりである。
白雲によって悪い方は慴伏される。悪い方が慴伏されると勢い、いい部分だけの能力を現わすから、マドロスを抑えるには白雲に限る。
いくらそうでございませんと私が言っても感じがすこぶる滑らかになってどうも私がフガを堂々と慴伏せしめたような恰好にも見えてくるが、事実はまったく大違いの話であった。