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蕭然
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せうぜん
ふりがな文庫
“
蕭然
(
せうぜん
)” の例文
余也
(
よや
)
固
(
もとより
)
浅学
(
せんがく
)
にして多く
書
(
しよ
)
を
不読
(
よまず
)
、
寒家
(
かんか
)
にして書に
不富
(
とまず
)
、少く蔵せしも
屡
(
しば/\
)
祝融
(
しゆくいう
)
に
奪
(
うばゝ
)
れて、
架上
(
かしやう
)
蕭然
(
せうぜん
)
たり。
北越雪譜:05 北越雪譜二編凡例
(新字旧仮名)
/
山東京山
(著)
余也
(
よや
)
固
(
もとより
)
浅学
(
せんがく
)
にして多く
書
(
しよ
)
を
不読
(
よまず
)
、
寒家
(
かんか
)
にして書に
不富
(
とまず
)
、少く蔵せしも
屡
(
しば/\
)
祝融
(
しゆくいう
)
に
奪
(
うばゝ
)
れて、
架上
(
かしやう
)
蕭然
(
せうぜん
)
たり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
其
様
(
さま
)
異
(
こと
)
なる人の丈いと高く痩せ衰へて凄まじく骨立ちたるが、此方に向ひて
蕭然
(
せうぜん
)
と
佇
(
たゝず
)
めり。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
折から灯籠の中の
灯
(
ひ
)
の、香油は今や尽きに尽きて、やがて
熄
(
き
)
ゆべき一
ト
明り、ぱつと光を発すれば、朧気ながら互に見る
雑彩
(
いろ
)
無き
仏衣
(
ぶつえ
)
に
裹
(
つゝ
)
まれて
蕭然
(
せうぜん
)
として坐せる姿、修行に
窶
(
やつ
)
れ老いたる面ざし
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“蕭然”の意味
《名詞》
ひっそりして物寂しいさま。
(出典:Wiktionary)
蕭
漢検1級
部首:⾋
16画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“蕭”で始まる語句
蕭々
蕭条
蕭
蕭殺
蕭索
蕭何
蕭散
蕭関
蕭條
蕭瑟