“配達人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいたつ50.0%
はいたつにん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別荘と畑一つ隔たりて牛乳屋ちちやあり、かしの木に取り囲まれし二棟ふたむねは右なるに牛七匹住み、左なるに人五人住みつ、夫婦に小供こども二人ふたり一人ひとり雇男おとこ配達人はいたつなり。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
母親ははおやは、戸口とぐちって、「もう新聞しんぶんのくる時分じぶんだ。」と、あちらをながめていると、こちらへいそいでくる、配達人はいたつにん姿すがたえます。わきをせずに、せっせとやってきます。
母の心 (新字新仮名) / 小川未明(著)