“何等”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なんら82.2%
なにら12.3%
どん1.4%
なに1.4%
なん1.4%
なんとう1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“何等”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)100.0%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究18.2%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
けっして何等なんらがいをもくわえぬとうことをまちひとられているため
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
昔の書物の『下学集』などに仮令「おうち」を樗としてあってもそれは誤も甚だしいもので、何等なんら信ずるに足らぬのである。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
何等なにらかの知識を女房が得たらしいとは認めても、その知識の範囲を測り知ることが出来ぬので、なんとも云うことが出来ない。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
当主格之助などは、旧塾に九人、新塾に十余人ゐるひらの学生に比べて、ほとんど何等なにらの特権をも有してをらぬのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
尤も、今の内は唯お勢を戒めて今までのように文三と親しくさせないのみで、さして思切ッた処置もしないからまず差迫ッた事では無いが、シカシこのままにして捨置けば将来何等どん傷心恨かなしい事が出来しゅったいするかも測られぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
何等なにをかこれ菩薩、にゅう不二法門という。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
見ると、何等なんの記憶に苦むということも無いような顔付をして、乳呑児の頭の方へ無心に母らしい手を延ばしながら、静かに横に成っていた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「しかし、そりやさうとして、なんとかくじがあたらないものかな? 今の僕達ぼくたちには何等なんとうだつてかまはないんだ。ねえ、さうだらう?」
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)