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なにら
ふりがな文庫
“なにら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
何等
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何等
(逆引き)
当主格之助などは、旧塾に九人、新塾に十余人ゐる
平
(
ひら
)
の学生に比べて、
殆
(
ほとんど
)
何等
(
なにら
)
の特権をも有してをらぬのである。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
地上
(
ちじゃう
)
に
存
(
そん
)
する
物
(
もの
)
たる
限
(
かぎ
)
り、
如何
(
いか
)
な
惡
(
あ
)
しい
品
(
しな
)
も
何等
(
なにら
)
かの
益
(
えき
)
を
供
(
きょう
)
せざるは
無
(
な
)
く、
又
(
また
)
如何
(
いか
)
な
善
(
よ
)
いものも
用法
(
ようはふ
)
正
(
たゞ
)
しからざれば
其
(
その
)
性
(
せい
)
に
悖
(
もと
)
り、
圖
(
はか
)
らざる
弊
(
へい
)
を
生
(
しゃう
)
ずる
習
(
なら
)
ひ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
或
(
あるひ
)
は罪悪かも知れん。けれども、
茫々然
(
ぼうぼうぜん
)
と呼吸してゐるばかりで、世間に対しては
何等
(
なにら
)
の益するところも無く、自身に取つてはそれが苦痛であるとしたら、自殺も一種の
身始末
(
みじまつ
)
だ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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